general
一般診療
多角的な視点から
診察を行い、
最善の治療へと繋げます。
動物は言葉を話すことができないため、症状が似ていても原因が全く異なるということは少なくありません。そのため、ミオどうぶつ病院大宮では、症状から臓器や疾患を不用意に断定してしまうことはせず、幅広い診療科目から多角的な診療を行う「総合診療」の考え方を大切にしています。まずは、飼い主様との会話や視診・触診、各種検査などから病気の本質を見極めた上で、時には二次診療施設と連携を図りながら、最適な治療法を導き出します。
また、当院はセカンドオピニオンに対応しておりますので、現在の治療方針を別の角度からも検討されたい方は、現在の治療内容や動物の状態が確認できるものをご持参の上、お気軽にお越しください。
犬・猫の診療
皮膚科
来院いただく理由で最も多いのが皮膚トラブルです。若い犬・猫の場合は、外部寄生虫(ノミ・カイセンダニ・アカラス)や細菌感染に起因した皮膚炎が多く、加齢に伴って内分泌疾患や悪性腫瘍に起因した皮膚炎が増加する傾向にあります。当院では、症状の観察結果や年齢、動物の種類、生活環境などの情報をもとに最適な検査を行うことで、迅速に原因を究明し、一刻も早い治療につなげることができるよう努めています。
よくある症状
- 皮膚をよく掻く
- 毛が抜ける
- フケが出る
- 毛が抜ける
- フケが出る
- 耳あか・耳だれが出る
代表的な病気
- アレルギー性皮膚炎
(アトピー性皮膚炎)猫犬
- 外耳炎
猫犬
- 膿皮症
猫犬
- 皮膚糸状菌症
猫犬
消化器科
消化器疾患は、下痢や嘔吐、食欲不振のほか、「何となく元気がない」といった曖昧な症状が出る場合も多いため、つい見逃されがちです。発症の原因は様々ですが、体質や感染症、寄生虫のほか、食物アレルギーや誤飲・誤食が原因となる場合も多いため、飼い主様から食生活をヒアリングするとともにレントゲン検査や腹部超音波検査、検便・血液検査、バリウム検査などを行い、原因や症状に合わせた治療を行います。
よくある症状
- 嘔吐する
- 食欲がない
- 下痢が出る
- 食欲がない
- 下痢が出る
- お腹を痛がる
代表的な病気
- 腸閉塞(異物の誤食)
犬猫
- 胃腸炎・大腸炎
犬猫
- 膵炎(すいえん)
犬猫
- 炎症性腸疾患
犬猫
泌尿器科
腎臓や尿管、膀胱、尿道、前立腺などに関わる泌尿器疾患は、頻尿や血尿といった尿に異常が見られることが多いですが、見た目では分からない場合も多く、定期的な健康診断(尿検査)を行うことをお勧めしてします。また、腎臓病や尿路結石を発症した場合には、食事療法を含めた自宅でのケアについて指導を行いながら、早期回復を目指します。
よくある症状
- 尿が臭い
- 尿が出ない
- 頻尿・血尿
- 尿が出ない
- 頻尿・血尿
- 多飲・多尿
代表的な病気
- 腎臓病(慢性・急性)
犬猫
- 尿路結石(腎・尿管・膀胱・
尿道)犬猫
- 特発性膀胱炎
猫
- 細菌性膀胱炎
犬猫
循環器科
近年、犬・猫の寿命が延びたことに伴い、心臓や血管に異常をきたす循環器疾患が増加しています。循環器疾患は、命に関わる病気のため早期発見が重要ですが、重症になるまでなかなか症状が現れないことが多い病気です。そのため当院では、診療や健康診断の際に異常の察知を心がけるとともに、日常生活の中でわずかな違和感を見逃さないよう飼い主様にご案内しています。
よくある症状
- 咳が出る
- すぐ疲れてしまう
- 呼吸が荒い
- すぐ疲れてしまう
- 呼吸が荒い
- 運動を嫌がる
代表的な病気
- 僧帽弁閉鎖不全症
犬
- 肥大型心筋症
猫
- 肺高血圧症
犬
- 不整脈
猫
腫瘍科
悪性腫瘍(がん)は、人間だけでなく犬や猫にも多くみられる病気であり、高齢になることで抵抗力や代謝が低下してしまうため、悪性腫瘍が発生しやすくなります。悪性腫瘍は、それぞれの動物によって種類や発症部位、進行具合が異なるため、化学療法や摘出手術など幅広い治療の選択肢の中から、動物の体への負担が少なくかつ再発のリスクが少ないものを選択します。
よくある症状
- 皮膚にしこりがある
- 嘔吐・下痢が続く
- 体重が減少した
- 体重が減少した
- 嘔吐・下痢が続く
- お腹が張っている
代表的な病気
- 悪性リンパ腫
犬猫
- 乳腺腫瘍
猫
- 血管肉腫
犬
- 肥満細胞腫
猫
外科
当院では、避妊手術・去勢手術をはじめ、消化器外科や泌尿器外科、整形外科など様々な外科手術に対応しています。大切な動物の体にメスを入れる外科手術は、飼い主様にとって不安なものです。当院は、手術時の痛みへの配慮や手術後の管理を徹底することで、安全で動物への負担が少ない外科診療を行うとともに、当院で対応が困難な検査・治療につきましては、迅速に二次診療病院をご案内しています。
代表的な外科手術
- 消化器外科(腸閉塞・腫瘍・胃捻転など)
- 泌尿器外科(膀胱結石・会陰尿道瘻・腎臓摘出など)
- 肝臓胆嚢系外科(肝葉切除・胆嚢切除など)
- 整形外科(骨折・大腿骨頭切除など)
眼科
動物にも人間と同様にまぶたや結膜、角膜などがあるため、様々な眼の問題を抱えてしまうリスクがあります。眼の病気は、最悪の場合失明に至ることもあるため、異常が見つかった場合は早めにご相談いただくとともに、早期発見のために定期的な眼の健康診断を受けることをおすすめしています。
よくある症状
- 涙や目ヤニが多い
- 眼が赤い・白く濁っている
- 眼をよくこする
- 眼を痛そうにつぶる
- よく物にぶつかる
- 眼が赤い・白く濁っている
- 眼を痛そうにつぶる
代表的な病気
- ドライアイ
犬
- 角膜潰瘍
犬猫
- 白内障
犬
- 緑内障
犬
歯科
現代では、3歳以上のペットの約8割が歯周病予備軍と言われています。歯周病や歯肉炎は口臭や食欲に影響を与えるだけでなく健康状態にも影響が出るため、口内環境の改善を軽視してはいけません。当院では、必要に応じて口腔ケアや抜歯などを行うだけでなく、歯磨きやケアの方法を指導することにより、何より大切なご自宅でのお手入れを習慣づけられるよう支援しています。
よくある症状
- 口臭が気になる
- 歯茎から出血している
- 歯が汚れている
- 歯茎から出血している
- 歯が汚れている
- 食欲がなくなる
代表的な病気
- 歯周病・歯肉炎
犬猫
- 歯列異常(不正咬合)
犬猫
- 難治性口内炎
猫
- 口鼻瘻管(歯根膿瘍)
犬猫
うさぎの診療
代表的な病気
- 口腔疾患(不正咬合)
- 上下の噛み合わせが悪くなって歯が異常な方向に伸びてしまう、歯が生涯伸び続けるうさぎによく見られる病気です。食欲不振や口内出血、歯ぎしりなどの症状が現れるため注意が必要です。
- 消化器疾患
- 消化器疾患は、うさぎの病気の中でも特に多い病気です。不適切な食事やストレスなどが原因で胃腸に異常が発生し、下痢や血便などの症状が現れます。
- 泌尿・生殖器疾患
- うさぎは、泌尿・生殖器疾患が発生しやすく、特にメスは子宮疾患の発生率が高いため、避妊手術によって病気を未然に防ぐ必要があります。また、膀胱炎や尿石症などの病気にも注意が必要です。
- 皮膚疾患
- うさぎは、細菌やダニ、ストレス、尿漏れなどが原因によって皮膚トラブルが発生します。皮膚が炎症を起こして赤くなったり、フケや脱毛が認められる場合は早めにご相談ください。